大学受験の徒然

某大手予備校 プロ進路アドバイザーが書く

模試について ③偏差値

今回は前回からの続きになります!


③科目の偏差値が高い・低いで一喜一憂


こういう学生さん多いんじゃないですか?


ですが、

大切なのはそういう事ではないんです!!


そもそも、

模試によって受験生のレベルは違うので

偏差値といっても同じではないんですね。


例えば、

A模試

専門学校を志望している学生から

東大を志望している学生までが受けている。


B模試

早慶大を志望している学生から

東大を志望している学生までが受けている。


こう考えてみてください!

すると、偏差値50を基準とした時

(その模試の受験者の平均点以上の得点だと

偏差値50になります。)


B模試と比べてA模試の方が偏差値50を

取りやすいということになりますよね?


ですから、河合塾と駿台の模試を受けると

違う偏差値がでるわけです!


なぜなら。。

・受験者層の違い

・受験者層に合わせた問題の構成・難易度

になってるからですね。


ですから、単純に前回の模試と今回の模試を

比較して偏差値が上がった下がったは

やめましょう!


大事なのは、出てきた単元がどれくらい

出来ているかです!

出来てない所は、まだ伸びしろが多いにある

宝の山だと思ってください!


少しは模試の見方が変わりましたかね?


ちなみに、河合塾や駿台内の模試でも

難易度は違いますので河合塾の模試だからと

いって一括りで見ないようにしましょ!