大学受験の徒然

某大手予備校 プロ進路アドバイザーが書く

私の教育に対する想い

こんばんは!


いつもは、

大学受験に関することを書いていますが

今回は教育についての想いを

書いてみたいと思います!


私は、母子家庭で育ちました!

最近では珍しくないことを知りましたが、

小さい頃の私はどうして父親はいないのだろと

悩んだりしました。


ですが、父親がいなくて苦労したことは

ありませんでした。


母が私に、私の好きに学ぶ機会を与えて

くれたからです。


学生の頃の私はそれを当然のように考え、

母の苦労を知ることなく過ごしていました。


そして、1年の浪人生活を経て

大学生になった私はアルバイト先の塾で

忘れられない学生に出逢いました。

中学3年生の男子で、障害を持った子でした。

彼は人の名前を覚えられなかったり、

教えたことはすぐ忘れてしまったり、

突然奇声をあげたりと指導するのは

大変だった思い出があります。笑


ですが、何よりも彼を印象付けたのは

来るとすぐにわかるタバコの臭いでした。

塾に来ると、塾全体がその臭いになってしまい

ファブリーズをかけても臭いは消えず

その度に同級生の子達から色々とからかわられ

私が言った子達を叱ったりと、

そんな日々でした。


ある時、塾長から彼の家庭環境を聞きました。

私と同じ母子家庭で育ったとのことでした。

母親に引き取られたのですが、母親の彼氏に

散々イジメを受けていたみたいです。

雨の中、隠された靴を探しに行かされたりと


児童相談所にも相談し、

一度は引き取られたのですが

また戻されといった日が続き、

高校受験を迎えました。

結果は、受験会場に向かえずに

落ちてしまいました。


その時から、どうして家庭環境が似てたのに

こんなに違うのだろうと思ったのです。

もしかしたら、私が彼だったかもしれないと


少しでも接した彼の力になれずに後悔をして

泣いた日もありました。


それから、幾年もの歳月が過ぎ

ようやくしたい事が鮮明になったのです。


『少しでも多くの人達の力になりたい』


そう思うようになりました。


私がこれまで経験したことで

皆さんの役に立てることを考えた時、

「教育」という答えがでました。


『子供達に可能性を失ってほしくない』


それが私の教育に対する想いです!


長くなりました。笑笑

ブログを読んでいただいてる方々、

いつもありがとうございます!


こんな感じですが、

また次回はちゃんとした内容をあげます!