大学受験の徒然

某大手予備校 プロ進路アドバイザーが書く

夏の過ごしかた ③基本の確認

今回は、

③教科書やテキストの基本事項の復習

について書いていきます!


7月に入り、今の時期だと例年は

夏休みや夏期講習の時期だと思います。


コロナの影響で、少し崩れていますが

共通テストの日程に変更はないので

例年通りに仕上げていく必要があります!


そこで大切な事の1つとして、

基本事項の確認があります!


テキストや教科書で学んだ事の

基本事項を繰り返すということです!


共通テストもそうですが、

大学受験の合否を分けるのは

難しい問題が解けた数ではなく

易しい問題を落とさないことです。

なぜなら、

難しい問題は解けない人もいるので

合否に直結はしませんが

易しい問題を落とすと実力がある学生は

そういった問題を落とさないので

差がついてしまうからです。


ですから、

今の時期は、基本を大切に学習して

応用問題を解く為の土台を作る

それが大切です!


基本の確認は、いつでも出来ると

考えがちですが、

意外とやらない学生が多いんですね。

出来ると錯覚してるからです。

基本が出来れば、応用はその積み重ねで

徐々に出来てきます。


あのイチローでさえ、

素振りを大切に基本を確認していたのです!

本物の一流は、基本を大切にします。

これは、どの世界にも共通することだと

思います。


ですから、

皆さんも応用問題で差をつけるといった、

そういった考えではく

差をつけたいのなら「基本」を大切に

学習していってください!

君の将来の夢は?

「君の将来の夢はなんですか?」


私が1番最初の面談で、必ず聞く事です。


元々は、第1志望の大学を聞き

その理由を尋ねていたのですが

あまりにも「何となく」といった学生が多く、

それからは、「夢」を聞くようになりました。


当たり前ですが、

「夢」が、しっかり決まってる学生は

最初の成績が悪くても、

何だかんだ行きたい大学に合格をします!

逆に「何となく」の学生は、

月日が経つごとに志望校を下げていきます。


そもそも、大学に入るのは

自分の「夢」を達成する為の

ツールの1つであり、大学に入る事を

目的にしているのは日本人くらいだと思います


理系の学生は入る時に専門ごとに

学部が違うので、あまりいませんが

文系の学生は、多いです。

別に、早慶への入学を「夢」として

学部を片っ端から受けるのは悪いとは

思いません。

ですが、そういった学生の多くは

受験に失敗しています。

それは、見てきたから言える事です。

理由は、たいして自分の中で

その「夢」が重要ではないからです。


大学受験は、自分の意思で学びたい分野を

専門的に学べる最初の機会だと思います。

ですから、この機会を大切にしたください。


「夢」があれば、

メンタル的に落ち込んだ時にも

「夢」に支えられて

乗り越える事ができるからです!


自分の見てきた合格した学生の多くは

何でも良いので「夢」を持っていました!


なので、皆さんも「夢」を持って

乗り越えていってください!


ちなみに、やりたくない学部に入ったからと

大学を辞めたり休学して予備校にくる学生は

近年多いです。

皆さんは、そういったことのないように

しっかりと学部を選んでくださいね!

塾・予備校の通い方のススメ

今回は少しテイストを変えて

高1・高2の学生・保護者向けの

記事を書いてみました!


塾や予備校に通いたいが。。。


・何の科目を取ればいいか

・どれくらいの科目を取ればいいか


こういった相談をよく受けます。


そういう人に私が伝えるのは以下の事です!

①通ってる学校で力を入れてる教科は。

⇒まず、

学校によって力を入れてる教科は異なります。

その教科を把握してください。

例えば、

英語と数学を受講しようと考えたとします。

ただ、

学校が英語に力を入れてるなら、

英語は学校に任せ、数学を受講してください。



②学校の授業との両立が大切。

⇒まず、

高1・高2だと一度は推薦を考えると思います。

その場合、学校との両立が重要です。

通った事もない予備校や塾に週に3回くらい

通って、両立はできるのでしょうか?


③無理についていけない授業はやめるべき。

⇒予備校の多くは難易度が分かれた

授業になっています。

志望校よりも、得意か不得意かで

授業の難易度は選びましょう!

出来ないのに難易度が高いのはダメです。

この難易度の授業を受けないと、

目標大学に入れないと思ってるなら、

高3の時にその難易度の授業を受けれるように

今は苦手科目を無くす事をススメます!


ちなみに、高1・高2だと

個人塾・予備校ともに

英語・数学の授業を受ける学生が

多い印象です!


参考にしてみてください!